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冠婚葬祭や行事で使える!着物レンタルで借りられる着物は9種類

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結婚式着物着る新郎新婦

成人式や結婚式、葬儀、入学式や卒業式など、現代でも着物を着るシーンはたくさんあります。そんな中で、自分で着物を購入しなくても様々な種類の着物を気軽に着ることができるのが、着物レンタルです。では着物レンタルでは、どんな着物の種類を借りることができるのでしょうか。着物を選ぶときは洋服を選ぶとき以上にTPOを気にしなければならず、相応しい着物で参加することができるように、どんな着物を借りることができるのか紹介します。

未婚女性の第一礼装と言えば振り袖!振り袖のレンタル相場や選び方

着物振袖着る女性

振り袖は着物の中でも未婚女性の第一礼装にあたる着物です。西洋の礼装であるイヴニングドレスに相当するものです。

振り袖と言えば、

  • 成人式
  • 結婚式の花嫁さん
  • 未婚の参列者の女性

が着用します。

着物レンタルでも同じように、成人式や結婚式、披露宴への参加者向けにレンタルしています。

振り袖のレンタル相場

振り袖を購入すると安価な振り袖でも20万円前後かかってしまいます。職人の手作業による刺繍や染めなどの振り袖やブランド、作家のものによっては100万円を超える振り袖もあります。

レンタルであれば、こういった高額な振り袖もリーズナブルに着用することができます。

着物レンタルで振り袖をレンタルする際のレンタル料金の相場としては、だいたい10万円前後です。

安価なものであれば5万円前後、高価なものであれば30万円前後になることもあります。それでも購入するよりも遥かに安い価格で、気に入った振り袖を着ることができます。

振り袖の選び方

振り袖には大振袖、中振袖、小振袖の3つの種類があります。

それぞれの振袖の特徴はこのようになっています。

  • 大振り袖・・・袖丈が114cm前後
  • 中振袖・・・袖丈が100cm前後
  • 小振袖・・・袖丈が85cm前後

大振袖の着用シーン

大振り袖は本振袖とも呼ばれ、婚礼衣装の定番としてお色直しの衣装に選ばれている振り袖です。

近年では成人式に大振り袖を着る人も増えてきています。

中振り袖の着用シーン

中振り袖は、成人式や卒業式、結婚式に参列する際など華やかなシーンで着用する振り袖です。

結婚式に参列する際に着用する場合は、花嫁を引き立てるために色味がかぶらない控えめなものを選ぶようにしましょう。

小振袖の着用シーン

小振り袖は卒業式で着用される袴と合わせることが多い振り袖です。

この他にもお茶会やパーティーなどでも着用されています。

和装結婚式と言えば白無垢!白無垢のレンタル相場や選び方

着物白無垢着る女性

白無垢は最も格式の高い正礼装として、和装での結婚式を行う花嫁さんの衣装です。

現代でもウェディングドレスに負けない人気の花嫁衣装であり、和装結婚式で白無垢を着たいと憧れている女性も多いのではないでしょうか。

白無垢は表裏が白一色で仕立て上げられており、日本では古来より白は神聖な色とされ、無垢は汚れのない純真という意味で使われる言葉です。白無垢も着物レンタルなら、ウェディングドレスと同じようにレンタルすることができます。

白無垢のレンタル相場

素材や柄、デザインなどによって価格の開きが大きいのが白無垢です。

ウェディングドレスと同じように、白無垢もレンタルで着用するという人が多く、着物レンタルで白無垢をレンタルする場合の相場は、20万円前後です。

シルク100%の白無垢や有名作家の白無垢、一点物と言ったものであれば、もっと高額なレンタル料金になります。また振り袖や他の着物と違って、白無垢の場合は着付け料金が高くなることも考慮しておきましょう。

白無垢の選び方

白無垢を選ぶときは、素材と柄、そしてふきに注目して選んでみましょう。

白無垢には2種類の素材がある

白無垢は一般的にシルク100%でできているものと化学繊維でできているものがあります。

シルクは正絹とも呼ばれ、真っ白ではなくクリーム色に近い白です。シルク特有の上品な光沢があり、肌触りや着心地がいいのが特徴です。シルク100%の白無垢となると高額なものがほとんどです。

これに対して化学繊維の白無垢は、まさに純白と呼べるほど真っ白です。シルク100%の白無垢に比べると生地が固いため、肌触りや着心地は若干劣りますが、安価な価格なものも多いので経済的な負担を軽くして白無垢を着ることができます。

白無垢にも柄がある

白無垢は白一色なので、なんとなく柄がないイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。真っ白に見える白無垢ですが、白無垢にもちゃんと柄が入っています。

基本的には、鶴や花、鳳凰など縁起のいい柄が入っており、好みに合わせて選ぶことができます。

小さい柄がたくさん入っているものや大きな柄でインパクトのあるものまで様々です。ただし化学繊維の白無垢を選ぶ際は、白の色が強すぎて柄が見えにくいことがあるので、大きめの柄を選ぶと見えやすくなります

柄は機械で織り込まれているものと、手作業で織り込まれているものがあります。手作業で織り込まれている柄の方が見た目にも綺麗ですが、糸を多く使用している分、着物自体が重たくなるというデメリットがあります。

「ふき」とは

ふきとは、着物を着用して正面から見たときに見える裏地の部分です。

着物を着用すると、衿元や袖、裾などの裏地が見えます。

基本的に白無垢は白一色なので、裏地も白で仕立てられていますが、中には裏地が赤になっている白無垢もあります。紅白のコントラストが美しく、縁起のいい組み合わせとして裏地が赤になっている白無垢を選ぶ花嫁さんも多いです。

和装結婚式のお色直しと言えば色打掛!色打掛のレンタル相場や選び方

着物色打掛着る花嫁

色打掛は、もともと着物の上にもう一枚別の着物を羽織る武家の女性の正装でした。

江戸時代になると裕福な町人の女性の間で婚礼衣装として着用されるようになりました。

女性が着用する着物の中でも、白無垢と同格の正礼装であり、厳かな挙式にぴったりの白無垢と違い、華やかな披露宴にぴったりの着物であることから、お色直しの着物として取り入れる花嫁さんも多いです。ウェディングドレスと色打掛を組み合わせて、洋装も和装も着るという花嫁さんも多いです。

色打掛のレンタル相場

白無垢と同じように色打掛も着物レンタルでレンタルすることができます。レンタル料金の相場としては、20万円前後です。

白無垢と同じぐらいの相場となっていますが、中にはデザインや素材、ブランドなどによってレンタル料金が高額になることもあります。

色打掛の選び方

色打掛は白一色の白無垢と違い、様々な色や柄があります。ハレの日だからこそ、自分にぴったりの色打掛を選んでレンタルしましょう。色打掛を選ぶ際は、柄、色、そして第三者の意見に注目します。

色打掛の柄選び

色打掛には鶴や亀、花車、牡丹や菊の花、梅や桜の花など、縁起のいい柄が刺繍されています。この他にも源氏物語絵巻のような物語の一幕を柄で再現した物語文もあり、それぞれの柄には様々な意味が込められています。

  • 亀・・・長寿
  • 鶴・・・長寿、夫婦円満
  • 牡丹・・・豊かな幸せ
  • 梅・・・どんな時も強く美しくいられるように、安産祈願
  • 桜・・・豊さ、新しい門出
  • 菊・・・長寿、無病息災、花柄の中で最も位の高い花

という意味があります。

柄を選ぶ際は似合うのも大切ですが、特別な意味を込める意味で選ぶのもおすすめです。

 

色打掛の柄を選ぶときは、背の小さな人は小さな柄が刺繍された色打掛を、背の大きな人は大きな柄が刺繍された色打掛を選ぶことで、美しい柄を活かすことができます。

色打掛の色選び

普段は洋服で着慣れているという色でも、着物になるとがらりと印象が変わってしまいます。色打掛の色を選ぶ際は、実際に羽織ったときに顔映りがよく、馴染む色を選びましょう。

自分の好みではない色でも、羽織ってみると意外にもしっくりくることも多く、固定概念をなくして、似合う色を見つけましょう。

第三者の意見を大切にする

色打掛を選ぶ際は、とにかく実際に羽織ってみて試着をしましょう

このときにできるだけ、第三者の意見を取り入れましょう。レンタルショップのスタッフや付き添いの人など、客観的なアドバイスを参考にして選ぶことで、より似合う色打掛を見つけることができます。

卒業式の定番衣装と言えば袴!袴のレンタル相場や選び方

着物卒業式袴着る女性

レトロな印象で、短大や大学などの卒業式の衣装として、根強い人気となっているのが袴です。

また生徒を送り出す女性の教職員の衣装としても取り入れられており、近年は小学校の卒業式でも着用するお子さんが増えています。明治時代や大正時代には、袴は女学生の制服として採用されており、現代は洋装が制服となっていることから、卒業式という特別な日に袴が着用されています。

袴のレンタル相場

袴を着用するときに必要なのが、袴と小袖です。

トップスとズボンのように袴も上下で組み合わせて着用するので、フルセットレンタルとそれぞれをレンタルする場合で相場が変わります。フルセットレンタルの相場は5万円前後が主流で、高くても10万円前後です。

袴のみをレンタルする場合の相場は3万円前後となっています。袴自体は安価なものから高額なものまで、そこまで価格の開きがあるものではなく、小袖の方が色や柄、素材など価格に影響している部分が大きくなります。

袴の選び方

卒業式で袴を着用するという人は、袴のスタイル、袴の柄、袴の色に注目して選んでみましょう。

袴のスタイルとは

袴はあくまでもズボンのように着用するものなので、トップスの役割を果たす小袖が必要になります。

卒業式の袴姿では袖丈が短い小袖と袴を組み合わせることが多いですが、袖丈の長い振り袖と組み合わせることもできます。

  • 小袖の場合・・・袖が短いので、可愛らしいイメージになり、着用したときも動きやすいです。
  • 振り袖の場合・・・袖が長いので、華やかなイメージになり、より女性らしい雰囲気になります。

袴の柄選び

小袖や振り袖とのコーディネートも考慮して、袴は柄の入っていない無地のものから、控えめな柄が入っているものまであります。

小袖や振り袖に華やかな柄が入っている場合は無地の袴を、控えめな場合はアクセントで柄の入っている袴を選ぶと上下のバランスがよくなります。

袴の色選び

基本的には、小袖や振り袖とコーディネートして好きな色を選ぶことができます。

印象としては、

  • 青・・・清楚なイメージ
  • 赤・・・可愛らしいイメージ
  • 緑・・・落ち着いたイメージ
  • 紫・・・高貴なイメージ

周りからどう見られたいかで色を決めるのもよいでしょう。

礼装から準礼装まで着用シーンが幅広いのが色留袖!色留袖のレンタル相場や選び方

着物色留袖着る女性

色留袖は、既婚女性や振り袖を着用しなくなった未婚女性の礼装、準礼装で着用する着物です。

着物の特徴としては、上半身は無地になっており、裾のまわりだけに柄が入っています。

結婚式の親族女性の礼装として、祝賀会など格式のあるパーティーの礼装としてなど、紋の数によってフォーマルなシーンで使い分けます。

黒留袖に次ぐ礼装であることから、仕立てや帯の選び方、その他の小物の選び方などに厳密な決まり事があります。色留袖をレンタルする場合は、しっかり確認して選ぶようにしましょう。

色留袖のレンタル相場

素材や装飾などによってレンタル料金に開きが出てしまいますが、一般的な色留袖のレンタル相場は10万円前後です。

インターネットで着物レンタルを行っているショップでは、5万円前後でレンタルすることができることも多いのが色留袖です。

色留袖の選び方

第一礼装としても着用することができる色留袖を選ぶ際は、着用するシーンに合わせて適したものを選ばなければなりません。ここでは、シーンや立場に合った色留袖の選び方を紹介します。

結婚式での選び方

色留袖を選び方は着用するシーンや立場によって変わります。

例えば、色留袖は黒留袖に次ぐ正装ですが、新郎新婦の母親として結婚式に参加する場合は格の高い五つ紋の黒留袖を着用するのがマナーとなっているので、色留袖は好まれません。

新郎新婦に近い親族として和装で参加する場合は、色留袖が適しています。

また友人として結婚式に参加する場合は色留袖を着用しても問題ありませんが、紋の数は1つ~3つにするのが基本です。

無理して格を考えるよりも友人の立場で和装をするのであれば、色留袖ではなく訪問着を着用するのがベターです。

色、柄の選び方

色留袖は上品な色合いや柄が特徴です。特に色留袖の場合は、上半身に柄が入っていないことから、色はその人の印象に大きく影響を与えます。

  • ピンク・・・比較的誰にでも似合いやすい
  • 紫・・・上品な印象
  • 黄色やクリーム系・・・顔周りを明るく見せてくれる
  • 緑や青・・・清楚で落ち着いた印象

 

柄を選ぶ際は、身長の低い人はシンプルで小さな柄を選び、身長高い人は華やかで大きな柄を選ぶと見た目のバランスがよくなります。

最も格式の高い礼装は黒留袖!黒留袖のレンタル相場や選び方とは

着物黒留袖着る女性

黒留袖は女性の和装の中でも、最も格式の高い礼装です。黒留袖を目にするシーンと言えば、結婚式です。新郎新婦の母親のみが着用する着物であり、招待客への礼儀として五つ紋の黒留袖を着用します。

また、新郎新婦の母親同士で同じ格の黒留袖を着用しなければならないことから、和装で出席するなら二人共同格の黒留袖で揃えましょう

新郎新婦の母親以外としては祖母や仲人など、ごく近い関係の人が着用するのがマナーとなっているので、友人や知人の立場で参加する場合に黒留袖を着用するとマナー違反になります。

黒留袖のレンタル相場

格式の高い着物であることから、なんとなく黒留袖のレンタル料金も高額になるイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

ですが、黒留袖自体のレンタル料金の相場は、3万円前後です。有名な作家の作品やブランドのものでも5万円前後でレンタルできることがほとんどです。

黒留袖の選び方

黒留袖を選ぶ際は、色は黒が基本ですから柄に注目してみましょう。着用するシーンや立場、年齢によって柄の選び方が変わってきます。

シーンや立場によって変わる柄の選び方

新郎新婦の母親として結婚式に出席する場合は、鶴や亀、松竹梅などの縁起のよい柄を選びます。クラシックな印象で、定番の柄です。

年齢によって変わる柄の選び方

  • 若い世代の女性が黒留袖を着用する場合・・・明るい雰囲気の柄を選んでみましょう。また、柄の位置は腰高のものを選ぶことで華やかな印象になります。
  • 年配の女性が黒留袖を着用する場合・・・上品な柄で少なめのものを選び、柄の位置も低いものを選びましょう。

着用できるシーンが幅広いのが訪問着!訪問着のレンタル相場や選び方

着物笑顔の女性

留袖や振り袖と違って、シーンや年齢、結婚の有無などに関係なく、着用することができるのが訪問着です。

着物の格としては略式礼装にあたります。もともとは留袖と小紋の間に位置するお出かけ用の着物として登場したものであり、柄や色、帯など幅広いコーディネートを楽しむことができるのが訪問着です。

また訪問着には、付下げ、色無地と呼ばれる着物があり、それぞれ着用するシーンによって使い分けます。

訪問着のレンタル相場

訪問着のレンタル相場は、フルセットでも2万円前後です。

有名な作家の作品やブランドのものによっては10万円前後する場合もあります。また付下げや色無地も2万円前後でレンタルをすることができます。

訪問着の選び方

訪問着は着用するシーンに合わせて上手く選びましょう。

訪問着のシーン別の選び方

  • 披露宴に招待された際・・・訪問着を着用する場合は、上品で華やかなものがおすすめです。
  • お茶会などに招待された際・・・パステルカラーの古典柄や金彩の入ったもの、濃い紫の古典柄などがあります。小さな柄のものを選ぶのがおすすめです。
  • お子さんの卒業式などの行事で着用する際・・・お子さんが主役の場ですから少し控えめな付下げを選びます。付下げはもともと訪問着の代用品として作られ始めた着物であり、あっさりとした柄付けで控えめに着こなすことができます。

黒以外の一色で染められた色無地は、既婚や未婚問わずに着ることができ、紋を加えることで格を変えることができる用途の幅広い着物です。

地域によっては、グレーや紺、紫などの寒色系やダーク系の色無地であれば弔事でも着用することができます。

●まとめ

着物レンタルで借りることができる着物の種類は豊富にあり、シーンや着用する立場、年齢や好みに合わせて選ぶことができます。

高額な着物でも、レンタルであればリーズナブルに利用することができるので、様々な柄や色に挑戦することができるのも着物レンタルの魅力です。

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